2ntブログ

Attache-moi, aime-moi

marieのひとりごと

Carte postale

sakura2016


お元気ですか?


ご無沙汰しております。


この春も、桜追う旅にお出かけになられました?


美しい桜に出逢ったら


教えて下さいね





最近のマリエといえば…


ダンナさまから責め縄のレッスンを受けています



いつか写真のように


垂れ桜に本吊りされたいのですもの


この垂れ桜はダンナさまのご実家のお庭の枝垂れなんです


いつかこの枝垂れに吊られたいなと思って


思わずレッスンのしゃしんとコラージュしてしまいました


きっと呆れていらっしゃいますネ


いつかコラージュでない桜緊縛のお写真をお届けしたいです


ではご自愛くださいませ


かしこ


Marie




Blue rose

blue1



そのブルーのスクリーンは



シートのようだと言われたけれど


どこか海の深いところを思い出したの



ブルーローズってこんな色をしているの?




その問いには



もう応えられなかった




bぅえ2















偏西風

henseifuu



風の唸りは


海辺の街を揺らしていたわ



ちぎれた枝が壁に当たるから



ノックの数がわからなくなってしまう





3回ノックしたらそっと入って来て





わたしが二人いても驚かないでね













偏西風が嬲るように吹いても


マリーゴールドは咲き続けている

初夏

Agapanthus





それまでよりも



重いボールが下げられて






花びらを



露がつたう












花占いをする人は





願い事が叶うように





一枚ずつ



食べてしまうのよ?





縛られたまま


広げられた花びらに








白い樹液が


溢れるほど



注がれて









夏が始まる


































陽射し

hizashi









ニップルに


小さな鈴が付けられて



その廊下をそっと歩く



軽い会釈をしただけで



小さな鈴の音が聴こえる









聴こえてしまったかしら







高い窓から差し込む眩しい初夏の日差しで


階段の踊り場は真っ白



そこを通ると




すべて透けて見えてしまいそう






le printemps de l'odorat

harusweater


春になったのね



春の土の香りが

湿り気を帯びて




すべてをおおう


頭蓋のなかに

詰まっていたの





これは春の土の匂い





眠りから覚めて




冬のセーターは


脱いでしまうわ









流水の音

ryuusui


その時間は静かな時間




縄が擦れる音と




息づかい




まりえの耳には






流れ落ちる水音が聞こえていました











滝に打たれているような気持ちになりながら







すっかり改造されてしまったまりえの躰が










吊り上げられていくのを





見ていました














滝














冬の訪れ

okoshi





急に寒くなった週末には





山の古い温泉の町に向かっていて






人もまばらな静かな坂道を降りていく





夕方の湯浴みは



広い湯船に





一人きりで

床石を打ち流れて行く湯の音を聞いていたり






お部屋がとても暖かいのは




何も纏わないわたしのため?






それから起きたことは





躰が記憶しているの




刻みつけられた





激しく深い




快楽の記憶を



















Histoire d'O

d'o


google で


O嬢の物語



を検索すると



こんな画像がつらつらと並びます



書籍の表紙あり、映画のワンシーンあり、コミックあり…



麻りえが談話室として設けている

チャットのサイトには



小説「O嬢の物語」を分析するお部屋があって


とても興味深く面白いんですよ

La consommé

Consomme


ここ数ヶ月は

a のレッスンの日々でした


レッスンというか


開発?


それも仕上がったみたいなんです



と、ダンナさまが申されているのですもの





これでマリエは


o も v も a も



オカサレテ
イッテシマウ



sexdoll Mariee


にまた一歩近づいたみたいなんです











残暑…

残暑2014


まだまだ暑い日が続きますね…



夏の暑さは、人を子どもの頃に返してしまいませんか?



ただ今 まりえ は小2くらいの気分です



夏の暑さに憮然としながら

涼しくなったら

緊縛ショウに連れて行ってくれるという

ダンナさまの約束を

心待ちにして



蝉の声を聴いています







薔薇の縛め




中井英夫さんの著作に薔薇の縛めという掌編があります。


中世フランス…

美しい薔薇の季節に密かに開催される酒宴で

裸身を蔓薔薇でいましめられて

一晩薔薇の贄として務める…





まりえは蔓薔薇の縛にはまだたどり着けませんが…

いつかそこに行けますようにと願いながら

薔薇の贄のように飾ってもらいました











獣吊り

kemonoturi20140522






その朝



庭で咲いた薔薇の花を携えて



五月の緑の風のように



わたしを迎えに来たダンナさまに



お昼ごろには




罠にかかった獣のように

吊るされて



なすすべもなく





まりえは…


性の玩具となりました

























鞦韆吊り

ブランコ吊り


鞦韆って


ぶらんこ と読むと知ったのは



平野啓一郎の「一月物語」





ぶらんこは




小さなころから

好きな遊具






その公園のブランコは

藤の花が満開になる季節には

花の香りにうっとりして

つい人の姿に戻ってしまう


押し開かれた両脚の奥が

藤の花によく見えるように

もう長い間吊られている




藤の花の香りが好きだと言ってしまったら

あなたも魅入られて


ブランコにされてしまうわ



だから気をつけて





la balançoire




女性名詞なのは




ブランコには

こんな秘話があるから





























Deux bagues d'or

lalabiapiasu04122014




穿たれた二つの穴に





金のリングが下げられ






その刻印は






息をするだけで蠢いて







いつも濡れて光っている









いつでもわたしを押し開いて下さい







と。








L'esclave pour le rapport sexuel.






shimako






かたつむりの沈黙

よこ吊り


なんだかタイトルがぴったりしないわ…





三半規管ってお耳の奥のカタツムリかと思っていたら



その隣の器官だったのね






まりえは三半規管がのんびりしてるから





横向きで吊られた時は、


もうどうなっているのかよくわからなかったの




不思議な時間を旅していたの